手のひら・足の裏共通の多汗症治療
「ドライオニック」
手のひら・足の裏の多汗症治療方法に「ドライオニック」という方法があります。
「ドライオニック」は、アメリカのジェネラル・メディカル社が販売している家庭用のイオントフォレーシス機器です。「ドライオニック」は手・足用とわき用があり、手と足は同じものを使用します。
「ドライオニック」は、水道水に浸したパッドに治療する部分を接触させて弱い電流を流して使用するので、薬剤は使いません。「ドライオニック」は、電気分解によって陽極側に生じた水素イオンが汗腺分泌部のイオンチャンネルをブロックすることで、汗腺細胞の細胞膜のイオンの出入りを阻害して汗を出させなくさせるという方法です。
「ドライオニック」は短時間の使用で、多汗症の症状や人によって異なりますが、6週間ほどの効果があるようです。
多汗症の治療機器である「ドライオニック」の副作用としては、湿疹・かゆみ・皮むけ・水泡などが生じるということがあります。
「イオントフォレーシス療法」
手のひら・足の裏の多汗症治療方法に「イオントフォレーシス療法」という方法があります。
「イオントフォレーシス療法」は、東北大学の先生が、1935年に「いろいろな液体中に手のひらや足の裏などの患部を浸し、そこに電流を通すことにより発汗量が減少される」と報告したことがはじまりです。
その後海外などで「水道水で通電しても発汗量を減少させることができる」と報告されてから、欧米では一般的な多汗症の治療法として行われているようです。
「イオントフォレーシス療法」は、水道水の中に手を浸し、耐えられるほどの電流を流して治療します。週1回の治療で、軽い手のひらの多汗症であれば治療の開始から約2ヶ月後には多汗症の症状が軽減されます。
ただ、重度の手のひらの多汗症では「イオントフォレーシス療法」を毎日行わないと効果があらわれないようです。
特に手のひらの多汗症の治療では「イオントフォレーシス療法」を中止すると、2~3ヶ月で再発してしまうことが多いようで、効果を持続させるためには継続して治療を行うことが必要となってきます。
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