多汗症の治療について
多汗症の心身療法
多汗症の治療方法には様々な方法があります。
多汗症は精神的なことに起因していると考えられることもあり、心身療法による治療によって症状を和らげることができます。特に汗に対して恐怖心や不快感を強く持っている場合、心身療法による治療を試してみるのも方法の一つです。
多汗症が原因で人前に出ることが苦手になったり、人の視線が気になってしまう、という精神的な病気の引き金になってしまうからです。
心身療法による治療では、カウンセリングを受けることで多汗症に対するマイナスな意識を変える治療方法や、交感神経や副交感神経などの自律神経のはたらきを整える訓練をする治療方法などがあります。
多汗症の薬物療法
多汗症の治療方法の一つである薬物療法では、汗に対する精神的な不安を除去するために精神安定剤を処方されます。
多汗症の治療に使われる精神安定剤は、直接汗をかくことを止めるのではなく、精神的な緊張を緩和するために処方され、交感神経の働きを調整する作用もあるとされています。
直接汗をかくことに働きかける薬としては、汗をかくときに交感神経から出てくる「アセルリコリン」という科学物質を止める薬があります。この薬は汗腺からの分泌を止める薬なので、手のひらなど局所にだけではなく全身に作用します。しかし、これらの薬を使用すると口が渇く、便秘、胃腸障害のような副作用があります。
多汗症の治療として薬を使用する際は、専門医など医師の指導のもと正しく使用をしましょう。
多汗症の食事療法
多汗症の治療方法の一つとして食事療法があります。
食事をして口から入った食べ物は消化吸収された後、肝臓でエネルギーに変えられることで熱を発生し、体温を上昇させます。
そのため、脂肪成分を多く含んだ肉類や油脂分を多く含んだ揚げ物、チーズ、バター、唐辛子などの香辛料は体温を上昇させて汗をかきやすくし、多汗症の原因となります。
最近の日本人の食事は徐々に欧米化してきて、肉や乳製品を摂ることが多くなってきました。多汗症の方はなるべく和食を摂ることを心がけ、肉類や揚げ物などを摂りすぎないように注意しましょう。
多汗症を直接止めるわけではありませんが、食生活を見直してみることも治療の一つとして考えてみてはどうでしょうか。
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